2024年6月から、とうとう国からの補助がなくなり関西電力を含む電力会社の値上げが始まります。今後も電気代は上がっていくことが予想され、各家庭で対策は必須となっていきます。これから家を建てる方は月々の支払いがどのくらいになるのか不安ではないでしょうか?南大阪で高性能住宅を建てるスマイクルが、これから家づくりをする方に知ってほしい家づくりの節約ポイントをお伝えします!

関西電力も増!電気代の値上げを新築住宅でどう乗り切る?

電気代値上げ

円安・物価の上昇に加え、電気代も国からの補助がなくなり7月の請求から値上げが決定しました。
そんな中、これからマイホーム計画を進める方も不安が大きいのではないでしょうか。
住宅ローンの支払い
自治会費や固定資産税の支払い
こういった固定費の支払いに加え、光熱費や水道代などが掛かってくることになりますが、一体どのくらいの支出になるのか・・・想像しにくいと思います。
不安を払拭するために、地元泉州で高性能住宅を建ててきたスマイクルが、これから新築を建てる方に絶対におさえて頂きたいポイントをお伝えします!

家づくりのイニシャルコストとランニングコスト

イニシャルコストランニングコストという言葉をご存知でしょうか?
簡単に説明すると、
イニシャルコストは家を建てる時に掛かるお金
ランニングコストは家を建ててから持続的に掛かるお金です。

例えば、イニシャルコストとしては、建築費用・それに掛かる申請などの諸費用・土地の費用・家具家電に掛かる費用など。
ランニングコストは、瑕疵保険や火災保険などの保険料・家の外壁や設備のメンテナンス費用、そして光熱費などです。

安いに越したことはない。でもその先は?

家づくりは一生に一度。数千万という大きな金額を払って建てるのですから、建築費用は安ければそれに越したことはないですよね。
ですが、イニシャルコストにこだわりすぎると、その先のランニングコストに大きな差が出てしまうかもしれません。
家づくりでは、イニシャルコストを下げることも大事ですが、住んでからずっと掛かるランニングコストを抑えることがもっとも重要です。

建築会社には、ローコスト、断熱性能、耐震性能、家の工法、建材など、様々なアピールポイントがあります。
この時に目の前に見えている「コスト」を第一に、「安さ」で建物を選択してしまうと失敗する可能性があります。
もちろん、ただ高額な家を建てればいいという訳ではありません。
ランニングコストを抑える家づくりをするには、ポイントがあります。

ランニングコストを抑えるには、省エネ住宅を建てることが必須

結論から言うと、ランニングコストを抑える家づくりをするには「省エネ」にこだわることが大事です。

今回は、なるべくエアコンを使わなくても快適に過ごせて、日々の電気料金を抑えられて、家のメンテナンス費用もあまりかからず、家を長持ちさせる
そんな家づくりをするためのポイントをお伝えします。

将来を見据えた省エネ住宅を建てるためのポイント

省エネ住宅のポイントは4つです

  1. 断熱性能
  2. 日照や風通しなどの自然エネルギー
  3. 太陽光発電
  4. 換気システム

①断熱性能

断熱性能が上がると外気を通さず室内の空気も外に逃げないため、エアコン効率が良くなり、結果として快適で電気代を抑えることに繋がります。
断熱にも等級があり、現在は断熱等級1(無断熱)~断熱等級7(HEAT20 G3)まで定められています。
この断熱性能にも、気密とのバランスや、地域に寄って数値も違う為、一外にこうすれば良いとは言えないため、今回は分かりやすい指標だけ説明します。
もちろん断熱性能が高ければ高いほど良くはありますが、コストも上がります。
その為、ZEH基準・長期優良住宅の基準である断熱等級5を最低基準として考えておいた方がいいでしょう。
ZEHというのは、ネットゼロエネルギーハウスの略称で、一定基準の省エネ住宅を指すものです。
ZEHと長期優良住宅は、補助金も適用されます(※申請・申請費用が必要)。
また、2025年にはすべての住宅に「省エネ基準」の適合が義務化されます。このZEH基準値である等級5は今後当たり前となってくると予想されます。
コストをおさえていく中でも、断熱性能のこの基準は絶対に抑えておきたいところです。

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②自然エネルギーの利用

パッシブデザインという考え方をご存知でしょうか?
パッシブデザインとは、機械ではなく太陽の光や熱・風の力といった自然エネルギーを住宅に利用する設計のことです。
例えば、季節ごとの太陽の照射を計算して、屋根の庇(ひさし)の出幅を調整し、夏は日差しが当たらず涼しく冬には日光が入り温かくなるようにしたり。
家の中の空気の流れや風の通り道を計算して湿度を調節したり、といったことです。
こういった自然エネルギーで電力の消費を大幅にカットし、何より自然で心地よい空間を作り出すことができるのです。
もちろん、この設計には緻密な計算が必要となり、コストが掛かります。
ですので、本格的なパッシブデザインとまではいかなくとも、設計段階で日照シミュレーションを行ったり風通しを意識して間取りを考えることはできます。
特に日照に関しては室内温度に直結しますので意識してはいかがでしょうか。

③太陽光発電

設置を検討している方も多いのではないでしょうか?
昔ほど売電価格が高くないから損なのではないか?と言われがちですが国からの売電の補助額が下がってきているのは、設置に掛かる初期コストが普及当時から各段に安くなったことが理由の一つです。
ですので、売電収入で電気代を賄うといった目的であれば、ソーラーパネルを設置することには充分価値があります。
加えて、コストは大幅に上がりますが蓄電池を設置すると、より効率良く太陽光発電を利用できます。
昼の間に電力を貯めて、夜にそれを使い、余った分を売る、という運用ができるからです。
また、蓄電池があれば災害時に電力源を失っても、ある程度自宅で賄うことができるので安心です。
災害対策を強く意識した家づくりを希望する方には蓄電池は特にオススメの設備となります。
太陽光発電は光熱費に直結する設備となりますので、出来る限り採用したいですね。

④換気システム

断熱性能が上がり、気密性が上がるということは、家の中の空気が滞ってしまうということです。
これによる健康被害を防ぐために、法律で住宅には24時間換気システムの導入が義務付けられています。
換気が充分に行われない家は、空気が淀みシックハウス症候群の原因になったり、壁の内部に湿気がこもり、カビの発生や劣化が進み、家の寿命を縮めることになります。
あまり「換気」は家づくりの際重視されないことがほとんどですが、実は家に永く住み続ける為の最重要ポイントなんです。

全館空調や床下エアコンなど、快適な空調システムは多々ありますが、これらの便利な設備も換気が問題となります。
機械設備はどうしても熱や湿気の問題が発生するため、電力による機械換気が必須となります。

しかし、24時間換気システムの要らない家の工法があることをご存知ですか?
通気断熱WB工法なら、換気システムの導入が不要となります。
WB工法は、温度で伸び縮みする形状記憶合金を利用した通気口から、家の壁の中を空気が循環し換気するという電力の要らない換気システムです。
これにより、家の中は温度・湿度が一定に保たれ、更に壁の中も換気されるため、湿気によるカビや劣化を防ぎ家を長持ちさせられます。
現在様々な工法や空調システムが各社から上げられていますが、東北の工務店から開発されたWB工法は今最も注目されている工法と言えます。
初期コストが掛かりますが、ランニングコストを落とすという面で、スマイクルが一番オススメする工法となっています。

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自分たちの予算に合わせたプランを

断熱材や工法・設計など、快適で高性能な設備や技術が溢れていますが、予算は有限です。
紹介した4つのポイント全て最高のものにしなければいけないわけではありません。
大事なのは、おさえるべきポイントをバランスよく取り入れることです。
家づくりで大切なのはバランスです。
最高の断熱材に最高の気密値に最高の設備を揃えれば最高の家が出来上がるという訳ではありません。
家の性能の高さは、根拠のある計算を基にした建材や工法・設計、そして家づくりに携わる会社の経験値や技術が合わさって決まります。
これを忘れずに、より良い提案をしてくれる建築会社で、自分たちの予算にあった家づくりをしましょう!

スマイクルの無料家づくり相談会では、家の間取りやデザインなどのプランはもちろん、

土地や住宅ローン・保険などを含め、資金計画のご相談もたくさん頂いております!

イニシャルコストのお話はもちろん、建ててからのランニングコストを算出して暮らしをシミュレーション致します。

キッズスペースや専門の子守りスタッフの対応など、お子様連れでも安心のイベントとなっております。

ご相談は無料ですので、ぜひご家族そろってご参加ください♪

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