2023.02.13
窓のまわりのインテリア①ウインドウトリートメントって?
大阪・泉州で自然素材の家を建てるスマイクルが窓まわりのインテリア「ウィンドウトリートメント」についてご紹介します♪
誰もが悩む窓まわりのインテリア「ウィンドウトリートメント」
smicleでお家を建てたお施主様より、窓まわりのことでご相談されることがあります。
「カーテン」や「ロールスクリーン」「ブラインド」などはおなじみですが、最近はおしゃれなものが種類も豊富に売られていて悩みますね。
タイプやデザインも沢山ありますが、吊り下げ方もバリエーション豊富。
少しの工夫でとってもおしゃれになったり、お悩みが解消されたり、
更には断熱効果も期待でき、省エネにもなりますよ!
そこで、今回は窓まわりのインテリア「ウインドウトリートメント」について簡単にご紹介します。
ウインドウトリートメントの種類
開閉方向による分類
- 左右開閉 カーテン・バーチカルブラインド・パネルスクリーン
- 上下昇降 ローマンシェード・ロールスクリーン・プリーツスクリーン・ベネシャンブラインド
左右に開閉するもの「カーテン」
「カーテン」は上から布生地を吊り下げるタイプです。布生地は3つのタイプに分けられます。
- 厚手の布生地のドレープカーテン
- 薄手で透過性のある生地のシアーカーテン
- 上の2つの中間位の厚さのケースメント
カーテンの魅力は何と言っても素材である布によるもの。大きな面積を占めるのでお部屋のイメージを大きく印象付けます。「ジャガード織り」と呼ばれる重厚感のある織地などはエレガントで優雅なイメージを演出できます。反対に麻や綿などのナチュラルな風合いのものは自然素材の建材ともよく似合いカジュアルで柔らかなイメージが素敵ですね。
ドレープカーテン
こちらは、ロマンチックなお子様のお部屋にピッタリなドレープカーテン。お姫様気分で女の子ならきっと憧れのお部屋ですね。
ドレープとは「ひだ」という意味です。このひだが3つ折りなどでたっぷりとっていると重厚で優雅なイメージに。空気層を作りお部屋の断熱にも効果的です。
ひだの種類もつまみひだの「ピンチプリーツ」や折りたたんだ「ボックスプリーツ」シャーリングの「ギャザーひだ」などがあります。
ひだのボリュームが大きくなると、生地の分量も間口の3~4倍と必要になるので購入時には注意が必要です。
シアーカーテン
「シアーカーテン」とは、「レースカーテン」とも言われ、透け感のある薄い生地で作られたカーテンです。
窓からの光を柔らかく取り込み、優しく明るい雰囲気にしてくれます。
室外からの視線を気にせず、窓からの景色を楽しめ閉塞感を感じずに寛げます。
薄い素材の織り柄や刺しゅうの可愛さにも、ときめきますね。
天然素材の麻や綿の薄いボイル地と呼ばれる生地ならナチュラルテイストのお家にもぴったり。
ポリエステルの生地であれば、UV機能や花粉をキャッチするもの、ミラーレースなど様々な機能をプラスしたものも充実しています。
smicleのお施主様のお家のカーテンですが、天然素材のカーテンがナチュラルな雰囲気を引き立て、とても上質なお部屋に仕上げてくれています。
こんな吊り方のアイデアもおしゃれですね!
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特殊機能をプラスした生地で更に快適
最近では、カーテンに実用性を高める加工をしたものが開発されています。
遮熱性・遮光性・さらには花粉をキャッチするものやUV機能付き、消臭機能、防炎、防汚、など様々な機能が充実しています。取り付ける窓の場所や用途で選ぶと良いですね。
カーテンの吊り下げ方
カーテンはカーテンレールに吊り下げて使いますが、カーテンレールの取り付け方は付ける位置によって2種類あります。
- 正面付け
- 天井付け
「正面付け」は、窓枠や壁に機能性カーテンレールやデザイン性を重視した装飾カーテンレールの取り付けに多く見られます。
正面付けのカーテン
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正面付けのレールは手軽に取り付けが出来るというメリットがあります。
機能性レールの場合、窓は熱損失の大きい箇所ですが、開口より大きな面でカーテンを吊るすようにしたりリターン機能のあるカーテンレールを用いれば、熱や光の漏れを抑えることが出来ます。北向きの窓であれば、腰高の窓であっても少し長めのカーテンを吊るし、しっかりと開口部分を覆うようにすればカーテンと壁との隙間からの冷気などを防ぐことが出来ます。
カーテンを吊るすためのフックにも2種類あり、レールが露出するAタイプとレールが隠れるBタイプとがあります。吊り高さを調節することが出来ますので用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
また、カーテンボックスでレールを隠すようにすれば、上部からの光漏れや隙間風の防止に効果的です。
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天井付けのカーテン
天井に「くぼみ」を作りその中にカーテンレールを取りつけることによって、壁全体をカーテンで覆うことが出来ます。ホテルなどで見かける吊り方で、光漏れや隙間風を完全に防ぐことが出来寝室などにおすすめです。シャッターの取り付けがない都会のマンションなどにも見られますね。
見た目にもシンプルで、レールに埃が溜まるなんてことがないところも主婦にとっては嬉しいポイントです。
デメリットとすれば、造作が必要となり建築プラン決めの段階で希望を伝えておかないといけないという点です。
また、間接照明と組み合わせればカーテンにより照明の光が和らぎ、ワンランク上の落ち着いた雰囲気を演出できます。
以前、間接照明のコラムの「コーニス照明」でご紹介していますので、そちらもご参考下さい。
バーチカルブラインド
縦型のブラインドの様なこちらのタイプは左右に開閉する「バーチカルブラインド」と言います。
施設やオフィスなどでよく見かけられるタイプですが、モダンですっきりとした印象なので一般の住宅のリビングなどにも取り入れてもおしゃれです。
一枚で吊るしたまま光の量を調節でき、眺望や開放感に優れているという点がメリットです。
厚みがあまりないので、もたつき感がなく狭い箇所にもすっきりと納まります。縦方向につられた「スラット」と呼ばれる幅広の羽をつなぎ合わせていますが、汚れた場合はその部分だけ簡単に取り替えることが出来ます。ウォッシャブルタイプや布製のものなどカーテン感覚でお手入れが出来るので便利です。
デメリットは、強風を受けるとスラット同士がぶつかりカタカタと音が鳴ったり揺れたりするため、開け放した窓にはあまり向かないという点です。
パネルスクリーン
パネルスクリーンは、布で仕立てたスクリーン(パネル)をレールに吊るし、障子や襖のように左右開閉するものです。ファブリックスの素材感や色柄をそのまま生かせ色の組み合わせやスクリーンごとの変化を楽しめます。
カーテンのようにひらひらもせず、アコーディオンカーテンよりもスタイリッシュで、間仕切りとしてもおすすめです。
・人が来た時だけ目隠ししたい(寝室など)
・オープン式収納の目隠しに
等、気軽に設置できるところが良いですね。
カーテンひとつで変わるお部屋の表情
本日は左右に開閉するタイプのものについてご紹介しました。
住まい手の要望に沿いますます進化するウインドウトリートメント。
次回は、おしゃれ感や機能性も様々な工夫があり、ますます進化する上下に開閉する「ブラインド」を中心にご紹介いたします。
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