- 目次
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- 1. 1、まずはメリットとデメリットを理解しよう
- 2. 造作洗面台のメリット
- ①内装に合わせたデザイン性の高いデザインにできる
- ②間取りにピッタリ合わせた無駄のない設計にできる
- ③なんといっても自由度が高い!
- 3. 造作洗面のデメリット
- ①既製品と比べるとお手入れがし辛くなる可能性がある
- ②価格が高くなりがち
- ③完成図が想像し辛い
- 4. 2、洗面ボウルの設置スタイルを考えよう
- ①置き型(ベッセル型)
- ②埋め込み型(半埋め込み型)
- ③アンダーカウンター型
- 5. 3、カウンター・鏡の選び方
- ①たくさん収納するものがある!でも見せたくない!
- ②置くものは最小限に、とにかくデザイン性を高めたい!
- ③見せる収納でオシャレにしたい!
- 6. 4、完成図を思い描こう!
- 7. まとめ
マイホーム計画の中で、内装を決める時がやはり一番わくわくしますよね。
壁材、床材、照明や建具、カラーを決めて…さあ水回りはどうしよう?洗面室にお手洗い…
こだわった内装には、それに合った素敵な洗面台を造作したいですよね。
もちろん、機能性重視で既製品を選ぶのも◎です!
ということで、今回はそんなこだわりの詰まった造作洗面台をお家に採用しよう!と考えている方のためのお話です。
この記事を読めば、マイホームの造作洗面台が、自分の理想にピッタリの素敵なスペースになるはずです!
造作洗面台をつくる上で大事なポイントはたった4つです!
1、まずはメリットとデメリットを理解しよう
造作洗面台を選ぶ前に、まずはメリットとデメリットを知っておきましょう。
造作洗面台のメリット
①内装に合わせたデザイン性の高いデザインにできる
なんといっても一番はココですね。メーカーの既製品ももちろん良いのですが、どうしても内装に合ったデザイン…となると、デザイン性の高い既製品では高額になってしまうことがほとんど。
それならば、オリジナル造作でオシャレな洗面室にしよう!と考える方も多いです。
②間取りにピッタリ合わせた無駄のない設計にできる
既製品はどうしてもある程度の寸法が決まっていますので、無駄なスペースができてしまったり設置したい場所に収まらなかったりという問題があります。
造作洗面なら、スペースを無駄にすることなく設計できるのがうれしいですね。
③なんといっても自由度が高い!
鏡に洗面ボウル、カウンターにニッチなど…すべて自分で自由に選べることは本当にうれしいですし、家づくりが楽しくなります。
毎日たくさん使う場所なので、自分でコーディネートしたこだわりのスペースなら気分も上がりますね!
造作洗面のデメリット
①既製品と比べるとお手入れがし辛くなる可能性がある
既製品は機能性を高めた商品ばかりなので、樹脂製や人造大理石製でお掃除もしやすくなっています。
それに比べると、造作は洗面ボウルやカウンターのチョイスによってお掃除がし辛くなることも。コーディネートの際は、使い勝手だけでなくお掃除のことも考えながら選ぶといいですね!
②価格が高くなりがち
工場で組みあがって届く既製品とは違い、それぞれのパーツを発注して現場で組み立てる造作は、選ぶ商品によっては
高額になってしまうこともあります。
最初に予算をしっかり決めて、選ぶパーツや造作の造りを合わせていくと良いでしょう。
(ちなみに、スマイクルでは全プラン造作洗面と既製品を選べる仕様となっていますのでご安心ください!)
③完成図が想像し辛い
ひとつひとつがオリジナルである造作は、既製品と違い完成図が想像しにくいところが難点でもあります。
打ち合わせの際に担当者に完成図のパースを出してもらったり、コーディネーターがいるのならスケッチを描いてもらうと良いですね。しっかり寸法を測ってなるべく具体的にイメージしましょう。
2、洗面ボウルの設置スタイルを考えよう
さて、メリットデメリットをしっかり確認したところで、実際のコーディネートで最重要カ所とも言える「洗面ボウル」について考えましょう。
洗面ボウルの設置スタイルにはいくつか種類があります。
①置き型(ベッセル型)
カウンターの上に洗面ボウルが据え置きされて固定してあるものです。
ホテルなどでよく見かけるとてもデザイン性が高く上品な印象になる設置スタイルですね。
お洒落な分、他の設置スタイルより、水はねやカウンターとボウルの継ぎ目の掃除などに気を使わなければいけません。
②埋め込み型(半埋め込み型)
カウンターにボウルの上部を少し出して埋め込んだものを埋め込み型といいます。
カウンターに埋め込む分スッキリとした印象になり、置き型よりも格段に掃除もしやすくなります。
実用性とデザイン性を兼ね備えているので、人気のデザインとなっていますね。
③アンダーカウンター型
カウンターの下からボウルを固定するスタイルです。
カウンターと完全に一体となったようなデザインなので、とてもスタイリッシュです。洗面ボウルよりは、その周りの鏡や蛇口等を魅せたいという方にお勧めです。
ただ、ボウルとカウンターの継ぎ目はどうしても汚れやすくなりますので、そこはしっかり理解しておかなければいけません。
主な設置スタイルをご紹介しました。
いかがですか?自分の生活スタイルとの兼ね合いを考えながら、どのスタイルにするか選びましょう。
3、カウンター・鏡の選び方
洗面ボウルの設置スタイルを決めたら、次はカウンターや鏡、ニッチ・棚を考えましょう。
まず考えなければいけないポイントは収納についてです!
洗面台には何をどのように収納するのか?しっかりイメージをもって考えるために書き出してみましょう。
収納量によってデザインは大きく変わってきます。
①たくさん収納するものがある!でも見せたくない!
こんな方には、収納付きの鏡とカウンター下に棚を設けて、扉を付けると良いでしょう。
洗面台自体のデザイン性は少し下がるかもしれませんが、スッキリした分飾りが映えるスペースになります。
②置くものは最小限に、とにかくデザイン性を高めたい!
とにかくオシャレに!という方は、鏡も自由に選んで、カウンターには何もせずニッチを設置するのも良いでしょう。
ニッチがあるだけでぐっとオシャレになりますし、カウンター上に生活感のあるものを置かずに済みます。
③見せる収納でオシャレにしたい!
しっかり見せる収納でまとめたい!という方は、収納ボックスやかごのサイズを計って、それに合わせた棚を設置するといいでしょう。
鏡を扉収納型にするかは収納量にもよりますが、カウンターに物を置くことを考えて、カウンターのスペースを広めに取ってもいいかもしれませんね。
上記のようなポイントを踏まえて、デザインを考えるとかなりまとまるのではないでしょうか?
毎日使う場所なので、収納は過不足のないよう考えていきましょう!
4、完成図を思い描こう!
ある程度イメージがまとまってきたら、完成図をしっかり思い浮かべましょう!
一番良いのは3Dパースに起こしてもらうことですが、なかなか難しいと思いますので、
近いイメージの写真をSNSなどで探して見ましょう。
そのイメージを担当者につたえて、完成図を共有することが大事です!
まとめ
どうでしたか?
造作洗面にあこがれているけど自分でデザインを考えるのはちょっと…と思っていた方も、ここまで読んでみると意外とイメージしやすそうだと思いませんか?
大事なことは、
・掃除のしやすさをどこまで求めるか
・収納とデザインの兼ね合いをよく考える
・完成図のイメージを担当者としっかり共有する
です!
お洒落なお家にすることも自分の理想を叶える上で大事ですが、ずっと住み続ける場所なので、ライフスタイルに合った素敵なデザインにしましょう!
洗面室は毎日絶対に使う場所なので、思い通りのスペースになると本当にうれしいですよ(^^)/
ではまた次回!
広報石上でした。