皆様こんにちは。 建設事業部の林です。
いつの間にかすっかり寒くなりましたね
私も作業着を衣更えしました
寒くなったとはいってもまだこたつを出すほどではないのでまだ寒の入りといったところなのでしょうね。
さて、今回は前回のブログで最後に触れた尺貫法について書いていきたいと思います。
『尺貫法』は長さの単位に『尺』、質量の単位に『貫』を基本単位として用いることから呼ばれている単位系です。
建築業界では『貫』の方はほぼ使わないのでここでは主に長さの単位である『尺』について書いていこうと思います。
私の経験で言うと…
間、尺、寸、分
この辺の単位は耳にしたことがあります。 それぞれどれくらいの長さなのかと言いますと
間(けん)はメートル法で約1820mm
尺(しゃく)はメートル法で303mm
寸(すん)はメートル法で30.3mm
分(ぶ)はメートル法で約3mm
となっています。(この下に厘(りん)と毛(もう)という単位もありますが、私は使ったことがないです。)
それぞれの単位間の変換方法は1間=6尺、1寸=1/10尺、1分=1/100尺 となります。
感の良い皆様ならお気づきになられると思います。1間=6尺ならば1間=1818mmになるのではないのかと・・・
それは全くその通りなのですが、建築業界では1間=1820mmで扱うのが普通になっています。
これは前回のブログでちょこっと書いた3尺=910mmと扱うことからきているのだと思われます。
つまり「3尺を910mmとする」という例外さえ覚えておけば大体OKです。
意外と長くなってしまったので今回はこの辺で。
次回はこの単位たちが実際の現場でどう使われているのかを書いていこうと思います。
それでは失礼いたします。